フィリピン英会話ネット
2009年07月25日

カミカゼ(Kamikazee)

カミカゼ(Kamikazee)はジェイ・コントレラス(Jay Contreras)をボーカルとする5人組のロック・バンドである。

jay contreras 01.jpg
Jay Contreras photo by coolbite1

カミカゼ(Kamikazee)もまたフィリピン大学出身のバンドだ。メンバーはもともと美術学部(College of Fine Arts)の学生だった。結成は2000年、最初は大学の学園祭などで演奏する学生バンドだったが、2002年、アルバム「Kamikazee」を発表しプロデビューした。ライブでの過激なパフォーマンスで知られ、ボーカルのジェイは全身に刺青を施している。

初期の代表作“"Tsinelas"やブリトニー・スペアーズ(Britney Spears)のカバー曲"Lucky" なども音楽好きな人間には知られているが、Kamikazeeが全国的に知名度を上げたのは2006年に発表されたセカンド・アルバム「Maharot」に収録された “Narda”の大ヒットによるものだ。”Narda” は2005年のエンジェル・ロクシン(Angel Locsin)を主人公とした超人気ドラマ「Darna」を逆さ読みしたもので、主人公Darnaに思いを寄せる若者の心境を歌ったポップな曲だ(もちろんドラマの主題歌でも挿入曲でもなんでもない)。”Narda”はその年に最も多くラジオで流された曲だといわれている。やはりフィリピンでも一般受けするのは”Tsinelas”のようなハード・ロックより、”Narda”のようなポップな曲なのである。

kamikazee 01.jpg
Kamikazee photo by chewy chua

Kamikazeeはまた、Parokya ni Edgarとの交流が深いことでも知られ、人気が出るまでは長らくParokya ni Edgarの前座を務めていた。これはParoka ni Edgarのボーカル、チト・ミランダ(Chito Miranda)が同じくフィリピン大学の美術学部に在籍していたことにより、デビュー後は同じ事務所(Backbeat)に所属している。今年(2009年)、ボーカルのジェイは結婚したが、その相手はチトの彼女(女優・モデル)の妹だった。まさに家族付き合いの仲である。

Kamikazee: Narda

posted by philculture at 15:58 | Comment(7) | TrackBack(0) | 音楽・バンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。いつも興味深く拝読してます。私もフィリピンのバンドが好きなもので。久しぶりにマニラに行きたくなりました。
Posted by ほなほな at 2009年08月15日 00:46
ほなほなさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
フィリピンのバンドファンの方がおられてうれしいです。

フィリピンのバンドのライブはケソン市の70s Bistroのような小さなライブハウスで、ParokaやKamikazeeのような超人気バンドでも月1ペースでやっており、しかも、入場料が150ペソ程度というのも日本では考えられないメリットですね。

そうしたライブハウスでは前座の演奏が夜の9時ごろから始まり、メインのバンドは深夜11時ごろから始まるのが常ですが、マニラ市内をタクシーで移動できるスキルがあれば、ライブはお酒を飲みながら楽しめます。

http://www.70sbistro.com/bistro_sked.htm
Posted by philculture at 2009年08月15日 05:31
マニラに留学していた6〜7年前、よく70s Bistroに通っておりました。Parokaやrivermayaのライブをサンミゲル片手に楽しめるあの雰囲気が大好きでした。まだあの店は健在なんですね。
Posted by ほなほな at 2009年08月15日 18:04
昔、ケソン市には70s Bistro, Mayrics, Kampo, Virgin Cafeなどのライブハウスがありましたが、この中で今でも健在なのは70s Bistroだけですねえ。

ただ、West AveにはKampoの代わり?にMetro Barがあったり、昔CubaoにあったClub Dreddが今はEastwoodに復活したりしているので、Liveを聴くぶんにはそれほど困りません。
Posted by philculture at 2009年08月16日 20:53
なるほど。。
私はE-headsばかりを聴いていた世代なんですが、今現在はフィリピンでどんなバンドが人気なんでしょうか?ネットだけでは、最新事情がよくわかりません。。ぜひ、ブログのほうでどんどん取り上げていただきたいなと思っています。
philcultureさんはマニラ在住なんですよね?
Posted by ほなほな at 2009年08月21日 00:24
ほなほなさんはE-headsに間に合った世代なのですか?私も当時は、E-heads、Parokya、それから今のTuesday VargasのいたPut3kaなどのライブによく通っていました。あの頃がフィリピンのバンドが一番元気があった時代のような気がします。

その後、Hale, Sponge Colaなどの人気のバンドも登場していますが、多かれ少なかれ、E-heads、Yano、Rivermayaの影響を受けた新しい世代ですね。但し、E-heads等が持っていた新しいものをリアルタイムで切り開いていっているという印象は受けません。

今、瞬間風速的にフィリピンを沸かしているのは、韓国のアイドルグループWonder Girlsの”Nobody”でしょうか。

フィリピンアイドル総出演 ASAP09
http://philculture.seesaa.net/article/124441435.html
で紹介した曲ですが、このASAPのパフォーマンスが火をつけたのかもしれません。
Posted by philculture at 2009年08月22日 02:11
誤解を招く書き方でした。
私はE-headsの活動をマニラのライブハウスで実際に見たことはありません。ただ、彼らの全盛期だった90年代にもミンダナオで生活していたことがあり、まわりの友人たちからの影響もあって、E-headsを知りました。みんなでテープをすり切れるほど聴いていたことを思い出します。今年あった最後の復活コンサート行ければよかったのですが。。DVDになるんでしょうか?
Wonder Girlsか。。踊れる歌はやっぱり流行るんですかね。
Posted by ほなほな at 2009年08月26日 12:27
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