
Kathryn Bernardo
キャサリン・ベルナルドは2003年、6歳の時ABS-CBNドラマ「It Might Be You」で主役ベア・アロンソ(Bea Alonzo)の少女時代を演じてデビューした。その後も、いくつかのドラマで子役や主役の少女役を務め、2006年の「Supper Inggo」ではMaya役を演じた。また、2007年−08年にはGoing Bulilitにもレギュラー・メンバーとして出演しており、ABS-CBNの抱える子役の一人として活動していた。

Kathryn Bernardo
キャサリンが視聴者に注目されたのは今年の6月から放送されているABS-CBNの人気ドラマ「Magkaribal」で主役の一人グレッチェン・バレト (Gretchen Barretto)の子供時代を演じた時である。非常にすっきりした顔立ちの少女によるシリアスな演技はずば抜けており、「これは来るな?」と感じさせた。また同時期に隣のGMAが放送するドラマ「Endless Love」でも主役マリアン・リベラ(Marian Rivera)の少女時代を演じており、同じ子役が2つの敵対テレビ局で同時期に出演していることも話題になった。

Kathryn BernardoのMara Clara
そのキャサリンが主役をやると8月に発表されたのが、ドラマ「Mara Clara」である。Mara Claraは1992年から97年まで実に5年間、計1209話にわたり放送されたABS-CBNの看板ドラマである。当時の主役(Mara役)はJudy Ann Santos(ジュディ・アン・サントス)だった。Judy Ann Santosと言えば、フィリピンを代表する女優であり、その出世作こそがMara Claraなのだ。
今回のドラマはそのリメイクであり、キャサリンは大抜擢されたと言える。ティーン・アクトレスの代名詞だったシャインナ(Shaina Magdayao)がすでに成人した今、キャサリンは今後のABS-CBNのティーン・アクトレスの代表となっていくのだろうか?

Kathryn Bernardo